配信情報
過去の名作をオンラインでご覧いただけます
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なかはらミュージカルでは、これまでの作品の中から3作品を有料で配信しています。
こちらから購入いただくことができます。
【作品解説】
●第7回公演「Greifen」
2019年3月の公演。なかはらミュージカルが行政支援の手を離れて自主団体として公演した初めての作品です。明治から大正に変わるころ、女性の自立した活動が制限されていた時代に立ち上がった市民の物語。1914年に当時の御幸村で起こった「アミガサ事件」を題材にしています。公演時はちょうど年号が平成から令和に変わるころ、時代の空気とシンクロした作品となっています。
●第10回公演「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」
2023年3月の公演。2020年2月、コロナ感染防止のための緊急事態宣言を受けて、第8回として2020年3月に予定されていた公演は中止に。その後は少人数によるファミリーコンサートやワークショップを行いましたが、本公演ができないといういわば雌伏の時が続きました。そこで4年ぶりの本公演となったのが本作品。2015年、16年の公演でも取り上げた「中原区の桃と川崎大空襲」を背景に、戦争の悲惨さ、友情の意味、郷土愛などをファンタジーの要素を交えて描きました。
●第11回公演「Voice~always rising after a fall~」
2024年3月の公演。もとは2020年3月第8回の公演として予定されていた題材ですが、一部を改変していよいよお披露目となりました。
多摩川の度重なる氾濫に悩まされていた市民が県庁へ直訴した、いわゆる「アミガサ事件」をいったんは止めようとした優柔不断な行政マンが、諦めずに「声(Voice)を上げ続ける」ことの大切さに気付いていくストーリー。副題は「七転び八起き」の意味があります。
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3作品とも地域の題材に根差しながら、現代の課題にもシンクロするストーリーとなっており、川崎市中原区に縁のない方でも楽しんでいただける作品となっています。ぜひお楽しみください!